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​エッセイの間

統合失調症と日々を過ごしながら

アウトサイダー・アーティストとして活動しているponogarden。

鋭い視点で社会を見据えながらも、

強くやさしく紡がれるエッセイです。

​コミカルなタッチで描かれたイラストに思わずほっこり。

noteアカウントにて連載中。

【エッセイ】①100日後に福祉でITやる犬

アウトサイダーアートの芸術家・ponogardenが紡ぐ自伝的エッセイをまとめたページ。14歳で精神疾患を持った自分がどのようにして社会と交わってきたかを遡り、コミカルなイラストタッチで強く明るく描いています。

障害・特性を持つ我々が、

機転を効かせた独特の切り口で

逞しく社会をサバイブしていく物語。

​生き抜くヒント、ここにあります。

 

時は、令和。

桜は咲き、新生活は始まる。
我は、A型事業所で働く一匹の犬である。

利用者の我々は今日も平和に、
A型事業所で働いていた。

ーそこに、突如旋風が巻き起こった。

「おじいわん支援員」の襲来である。



ーーーこれは我々と、
「おじいわん支援員」が
奇跡を巻きおこす物語である。ーーー


時は遡り、3月。別れの季節である。
我々が尊敬する大好きな
「神わんこ支援員」が卒業することとなった。

我々利用者わんこ達は、

涙ながらに彼女の背中を押した。

「これから彼女が、
望む世界でいっぱい輝けますように」と見送った。


ーガチャ。

神わんこ支援員を見送った後、
一匹の支援員わんこが我々の部屋にやってきた。


「遺言はそれだけかァ」

サングラスをかけ、ポロシャツの襟を立てた風貌の、

「おじいわん支援員」の登場だった。

 


ーガタガタッ

我々は度肝を抜かれ、部屋は沈黙に包まれた。

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統合失調症とともに日々を歩むイラストレーター・ponogardenの公式ポートフォリオサイト。京都にて絵本のようなやさしくあたたかい世界観の絵や詩、短歌、エッセイを制作しています。揺らぎの中で、言葉にならない心の景色を丁寧に描き出し、多彩な表現方法で心にそっと触れる世界を発信しています。
14歳から統合失調症のアーティスト・ponogardenの自己紹介と経歴です。若くして持病と付き合うことになった私がどうやって這い上がり成長した�のか?その足取りが、少しわかるかもしれません。
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